フランスの味 - Tarte à la rhubarbe -

【Tarte à la rhubarbe】
   - ルバーブのタルト -

皆さんは "rhubarbe (ルバーブ)"をご存知ですか? リュバーブと言ったほうが本来の発音に近いこの野菜はシベリア南部が原産で、ヨーロッパではポピュラーな野菜です。和名は「ショクヨウダイオウ」、見た目は蕗に似ています。葉には毒があるため、茎のみが使われます。繊維質が豊富で、ビタミンCやカリウム、カルシウムも多いため、お通じをよくし、肌の調子を整えてくれる嬉しい効果があるそうです。

リュバーブには独特な酸味があって、これが砂糖ととても相性がよいのです!フランスではよくジャムやコンポートにするそうです(リュバーブのジャムはおばあちゃんの味なのだとか)。爽やかな酸味がなんとも美味しいんです 🙂

そして忘れてはいけないのが「タルト」。私が初めてリュバーブのタルトに出会ったのは15年以上前のフランスでしたが、その時の感動は今でも覚えています。その後ずっと、日本でも食べられたらいいなあと思っていたのですが、なかなか出会うことは難しく。。。

Café des Gênets (カフェ・デ・ジュネ)のメニューに加えようと、Vincent (ヴァンサン)が初めてこの「Tarte à la rhubarbe (リュバーブのタルト)」を作ってくれた時にはどれほど感激したことでしょう。

旬の今しか食べられない夏の味です。他ではなかなか食べることができないので、まだ召し上がったことがない方はぜひ試してみてくださいね(カフェのデザートはお持ち帰りもできます)。絶対にオススメです!

À bientôt !