Galette des rois - ガレット・デ・ロワ
【Galette des rois】
さて、1月6日は Épiphanie (エピファニー: 公現祭 - 東方の三博士が来訪し、キリストがこの世に誕生したことを祝う日)でした。フランスではこの日に Galette des rois (ガレット・デ・ロワ : 王様のガレット) を食べる習慣があります。今日はこのガレットについてのお話です。
Le saviez-vous ?
Le mois de janvier, (la période de l'Épiphanie) beaucoup de Français mangent un gâteau que l'on appelle la galette des rois. Il contient une fève qui rendrait « roi » quiconque la trouverait dans sa part de galette.
皆さんはフランス人が1月(公現祭の期間)にガレット・デ・ロワを食べるのを知っていますか?
ガレットの中にはフェーヴ(fève、ソラマメの意)と呼ばれる陶製の小さな人形が一つ入っていて、フェーヴが当たった人はその日の王様(または王妃様)になります。
* ガレット・デ・ロワの一般的な食べ方:ガレットを囲む人の中で、一番年下の子どもがテーブルの下に入ります。切り分けられたガレットを誰に配るかはテーブルの下に入った子が選びます。そうすることで、皆に公平にチャンスが巡ってきます。
Le gâteau change selon les régions. Dans le nord on met de la pomme à l’intérieur, à Paris, c’est de la frangipane et enfin dans le sud c’est une Brioche avec des fruits confits.
ケーキの種類はフランスの地方によって異なります。例えば、北の方ではパイ生地の中にリンゴを入れます。パリではパイ生地の中にフランジパン(アーモンドクリーム)を入れます。南の方ではブリオッシュに砂糖漬けの果物をのせます。
Un sondage réalisé en France révèle que 97 % des Français fêtent encore l'Épiphanie. Ils mangent
pour 70 % une galette frangipane. 11% une brioche des rois, principalement dans le Sud. 8 % une galette des Rois à la pomme. 9 % en consomment plus de cinq. 68 % trichent pour donner la fève aux plus jeunes…
調査によると、97%のフランス人が今でも公現祭を祝ってガレット・デ・ロワを食べているということです。70%がパリ風のフランジパンのガレット、11%が南仏風のブリオッシュ、そして8%が北仏風のリンゴのガレットだそうです。9%の人はこの期間に5回以上も食べるそうです。また、68%の人はわざと子供にフェーヴが当たるようにするのだとか。
Et vous, quelle galette voudriez-vous manger ?
皆さんは、どのガレットがいいですか?
カフェ・デ・ジュネでは、1月の間 Vincent (ヴァンサン)の作ったガレットが食べられます。そして、ガレットは 1月12日(火)のおしゃれなフレンチ料理教室でも作りますよ。Vincentのガレットはこちら。本場の味、サクサクで美味しいです!
皆さん、今年の1月はぜひガレット・デ・ロワを 作って / 召し上がってくださいね!
À bientôt !