フランスの大学院生活で驚いたこと
Bonjour à tous!
フランスで学生になってから6ヶ月が経ちました。今回のブログでは、大学院生活を振り返って驚いたことをご紹介します。
① 授業時間が長い
なんと、、、1つの授業が3時間もあるんです!!
休憩を挟んでくれる先生もいますが、休憩なしにぶっ通しで授業をする先生もいます。日本で大学生だった時は授業は確か90分だったので、渡仏当初3時間も椅子に座っているのは本当に辛かったです、、、
② 実践的な授業と生徒の積極性
驚いたのは、生徒がわからないことがあれば授業の途中でもどんどん質問することです。
また授業内容も実践的な内容の授業が多いです。(もしかしたら学士と修士で違うかもしれませんが)
今学期からdébats numériques (デバ ヌメリック:デジタル討論) という授業が始まりました。毎週先生がnumérique (デジタル) に関するお題 (例:「デジタルと環境」 など) を決めて議論をするという授業です。
宿題は先生が指定したフランス語または英語の約15の記事を要約してくることです。授業の始めにランダムにあてられて記事の要約を発表します。要約後は議論開始です。
成績は要約が50%、議論の発言が50%で、先生は誰が何回発言したか、発言の質はどうかを全てエクセルに入力します。先生は一切発言せず生徒が授業を進めていくというような授業です。そして、発言しなければ出席が取り消されます、、、
さすが議論の国フランスです。議論が始まるとみんなスラスラ自分の意見を発言します。
私の場合、日本にいるときは何かに対して意見を持ったり、発言したりする機会があまりなかったのでこの授業はとても難しいです。
③ 学生のmanifestationが原因で大学が封鎖されることがある
manifestation (マニフェスタスィオン:デモ)。これが原因で授業がキャンセルになったり、リモートで授業が行われたりします。
先生も「みんなmanifestationに参加したければして良いんだよ。その権利があるのだから。」と言っていました。とてもフランスらしいなと思いました。
いかがでしたでしょうか。
次回のブログもお楽しみに〜!
À bientôt